新しい生き方のススメ！夫婦起業を実現するために必要な3つのステップ　vol.03

新しい生き方「夫婦起業」。

結婚して、出産して、と、色んな人生の変化が訪れる３０代女子にこそオススメしたい新しい働き方です。
前回の記事では、夫婦起業を実現するSTEP1の「副業を始めてみる」をお話ししました。

新しい生き方のススメ！夫婦起業を実現するために必要な３つのステップ【STEP：01】

今日はSTEP2として何をすべきかを、お伝えしますね。

夫婦起業を実現するSTEP：2　本当に起業したいのか夫婦で話し合い、生活のイメージを擦り合わせる

・会社に与えられる仕事をこなすよりも、自分で決めた仕事をやる方が楽しい！
・上がらないお給料に嘆くくらいなら、自分で稼いだ方がよっぽど良い！
・規則や煩わしい人間関係のストレスがない仕事って最高！

誰かに雇われるのとは違う働き方を知って、「独立したい！」「起業して自分のペースで場所を問わず働きたい！」と思ったのであれば、起業に向けて準備を進めることをお勧めします。

ただ、ここで自分ひとりの気持ちだけを優先し突っ走るのではなく、必ず夫婦で話し合いをしましょう。なぜかというと、起業するとなると、生活リズムや役割分担が変わる可能性がありますし、必要な手続きも変わってくるからです。

事業内容によって、仕事をする場所（外出が多いのか？在宅のことが多いのか？）や仕事のペースが異なるので、ある程度想像できる範囲で新生活のイメージをしましょう。

また、ビジネスモデルや必要な先行投資額によってキャッシュフローが大きく変わるので、現在の預貯金額や収益見込みなどをざっくりと計算して、お金の流れを確認しておきましょう。

ご夫婦で起業している方々は私たちの他にもいらっしゃいますが、そのスタイルは様々です。

私たちのようにお互いが別々の事業を立ち上げるプレーヤータイプの他に、どちらかがもう一方の仕事の補助的な役割を担って一緒に仕事をするサポートタイプもあります。正解は存在しないので、自分たちが望むスタイルを選びましょう。

ただ、今時点の暫定の選択で構いません。

いざ起業すると事業内容も柔軟に変わっていきますし、価値観もアップデートされるので、「最初はサポートタイプが良いと思っていたけど、やっぱりプレーヤータイプがいいかも」などと考えが変わる場合もあるからです。方向性を変えたくなったらまたその時に考えればいいので、心配いりません。

いずれにしろ、それぞれが本当に望む形でかつお互いの強みを生かせる夫婦の働き方を、ふたりで思い描いてみましょう。

私たちは、私が独立して半年後に主人も独立したのですが、主人が独立したタイミングで法人化をしました。お互いが別々の事業に取り組む予定だったので、知人の税理士さんに相談をしたところ、税務的観点からも法人化をすることを勧められたからです。

ご自身が目指す起業スタイルや事業規模などによって、法人化するかどうかの選択や適切な法人化のタイミングは異なります。知り合いにファイナンシャルプランナーや税理士さんがいないか探して相談したり、インターネットで調べるなどしてみてください。

働き方が変わると時間の使い方も変わる可能性があります。今までの生活リズムで分担していた家事も、一度このタイミングで見直してみましょう。

私たちは、会社員当時から料理は分担制にしていて、平日は私が、週末は主人が担当していました。起業するとスケジュールが曜日で固定されないということと、私が料理があまり好きではないということを加味して、起業後も料理は交代で担うようにしています。

得手不得手や仕事のペースに配慮しながら、できるだけお互いにストレスのない分担ができるといいですね。家事代行サービスなどを活用するのもおすすめです。

これまで挙げてきた項目を踏まえて、会社を辞めるタイミングを決めましょう。

お勤めの会社によって退職を伝えるべきタイミングも違うので、あらかじめ規約を確認してください。

ちなみに、引っ越しや家の購入を考えている方は、会社を辞める前に手続きをすることをお勧めします。

副業や起業をする人が増えていると言っても、未だに会社員という肩書きに対する信頼が厚いのが現状です。事業でクレジットカードを使う機会も増える方もいると思います。クレジットカードの申し込みも、退職前に済ませておきましょう。

夫婦起業を実現するSTEP：2

本当に起業したいのか夫婦で話し合い、生活のイメージを擦り合わせる

どんなビジネスをしたいのか？どんな風に協力しあって仕事をしたいのか？家事の分担はどうしたらいいか？などをふたりで話し合って、起業がベストな選択なのかを考えてみてくださいね！

次回は、STEP：3「互いを尊重し、高め合える関係性を築いていく」についてお伝えします。

次回もお楽しみに！