元ウエディングプランナーが語る結婚式を賢くオトクに挙げるための3つのポイント




一生に一度の結婚式。

その結婚式のための準備は、おおよそ4ヶ月ほど前から始まります。結婚式場の予約となれば、早い方ではなんと1年以上前から押さえる方も。

そして、挙式・披露宴にかける費用は数百万円。

実際に先輩花嫁たちが結婚式を挙げるために、どれほどの金額を支払っているかご存知でしょうか?

「ゼクシィ結婚トレンド調査2016」のデータをもとに出された全国平均の結婚式費用の総額は約359.7万円。(招待人数は約71.6人)

ちなみにこちらの数字は、挙式・披露宴・パーティー費用のみ。

結納や二次会、ハネムーンなどの費用は含まれていません。

結婚式費用360万円を皆んなはどう準備をしているの?

記念すべき結婚式という晴れの舞台。そこに実は360万円のお金が動いているなんて!!結構、びっくりする金額ですよね。さて、その金額、どうやって準備したらいいんだろう?不安に思ってしまう方も多いのでは!?

でもね、最初にちょっとだけ安心なお話を。

そうはいっても、この費用全てを自分たちで支払うのかといえばそうではありません。現在の日本の結婚式では、招待するゲストがご祝儀を包んでくださいます。

そして、中には親御様から援助していただける方もいらっしゃいます。

これらの額を総額から差し引いた金額が、新郎新婦であるお二人が支払われる金額となるわけです。

ご祝儀の金額は、お二人との関係で相場が異なりますが、友人の場合約3万円。上司や親族はそれより多く包んでくださる方が多いでしょう。

というわけで、ゼクシィの平均金額を参考に、ふたりの準備しておきたいおおよその金額を計算すると。。。

総額360万円 −(ご祝儀3万円×招待客71人)=147万円

ふたりの結婚式資金は、およそ147万円となるわけです。

さて、この147万円という金額、高いと感じましたか?安いと感じましたか?

結婚式は賢くげよう!

私はウエディングプランナーとして、多くの結婚されるカップル・ご家族を見てきました。ウエディングプランナーとして関わるのは、結婚式の準備〜当日の式までですが、結婚という自分の生き方が大きく変わる節目を一緒に過ごさせていただいていると、

見えてくるんです・・・、お金の問題が・・・。

さっき結婚式を挙げるための新郎新婦のご負担額が、約147万円と書きましたが、結婚というイベントには色んなところでお金がかかります。

・婚約に関わる費用
・式後ハネムーン等にかかる費用
・新生活にかかる費用

などなど。

しかも、結婚がゴールではなくスタート。

これから先の未来を考えると、抑えられるところは抑えたいというのが本音ではないでしょうか。

ということで、今回の記事では、元ウエディングプランナーの私から結婚式をより賢くオトクに挙げるポイントを3つご紹介したいと思います!

結婚式をオトクにげる3つのポイント

私がウエディングプランナーを経験して驚いたことは、結婚式にも値引き・割引き・プレゼントが存在すること!

1、結婚式の日程

お日柄を気にする傾向が強い日本人。下記に該当する日時の場合、値引き等のサービスをしてくれる会場が多い傾向にあります。

・真夏&真冬
・仏滅
・平日
・準備期間が短い近い未来(契約日から3ヶ月以内)

挙式候補日に制限がない場合、こういったタイミングを狙うことをオススメします。

ただし、仏滅などの暦に関しては、お二人が気にしていなくてもご家族など気にされる方もいらっしゃるので、事前に相談しておくと後々トラブル等になることを避けられますよ。

2、同じ式場でも、掲載されている情報誌・サイトによってオトクな情報が異なるかも!?

式場は限られたスペースの中で、多くの式場の中から最大限注目してもらえるよう情報を選択・配置しています。凝縮された情報の中にお得な情報が隠れていることがあるので、しっかりとチェックしてみてください。

また、情報誌によって異なるお得情報が掲載されている場合があります。

見学候補の式場が情報誌に掲載されているのであれば、情報収集資料を1本に絞らずに複数チェックしてみることもオススメです。

3、社割特別割の存在

知人がその式場に勤めていたり、取引先として出入りしていることで特別割引きが期待できるかもしれません。

知り合いの方がいないか、事前に思い出してみてくださいね。

引き割引プレゼントを受け取る注意点

さて、3つのポイントをご紹介しましたが、気をつけてほしい大事な注意点が一つあります。次の注意ポイントを逃すと、せっかくの値引きも受けられなくなるかも?!

それは・・・、

結婚式の値引き・割引・プレゼントは契約前に確認すること!!!

値引き・割引・プレゼントが発生する可能性があるのは、お二人が会場決定に悩んでいる段階でのお話。ご契約後の結婚式の準備の打ち合わせの中で、値引き等が発生することは、よほどのことがない限り0に等しいと思ってください。

・「ここで挙げます」「お願いします」と伝える
・“契約書にサインする”

までが、値引き等のサービスを受けられるチャンスです!
これらを言った後、行った後はサービスを受けられないと思ってください!そのチャンスを手にするために、見栄を張ること・羞恥心はちょっと横に置いておきましょう。

・事前アンケート等で「予算」が決め手になることを示しておく
・見学等が終わったあと「金額がネックで決められない」ことをボヤく

ことは、とても大切になってきます。

困っていることが伝われば、叶えてくれる確率も上がりますよ。「ここで挙げたい!」と思った会場なのであれば、ぜひ伝えてみてください。

最後に結婚式準備で一番大切なこと

いくらオトクに結婚式を挙げられたとしても、それはあくまでも「金銭面」のお話。未来の自分たちのために、賢く結婚式を挙げることも大事だけれど、

これからお話しするポイントをおふたりが事前に把握していないと、結婚式を挙げることに心から満足することはできないと思っています。

それは、

・なぜ結婚式を挙げるのか。
・結婚式のあと、ゲストに何て声をかけられたら幸せか。

を、知ることです。
いくら予算内に収められても、自分たちの欲求を満たすことができなければ満足感も感動も得られることはできません。

・結婚式のあと、ふたりはどうなっていきたいのか。
・招待するゲストの方々とどんな関係でお付き合いを続けていきたいのか。

そんなことを想像していくと、自分たちの理想の結婚式が実現できる会場も見えてくるかと思います。

リゾート婚、フォトウェディング、家族だけでの会食、会費制パーティー、レストランウェディング。結婚式も年々多様化しています。

内容面でも、金額面でも「結婚式して良かった」と、心から思える式になるよう、事前の準備を大切にしてくださいね。










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