出来るものなら年収1,000万円を取って、素敵なライフスタイルを送ってみたい!
そう憧れる人たちはきっと多いはず。やっぱり年収1,000万円って、わかりやすい一つの目安になる数字だし、年収1,000万円って聞くと、なんだか年収3桁の人が送るライフスタイルとは桁違いにキラキラしてそうなイメージなんじゃないだろうか?
実はわたし。年収1,000万円を取ってみました。
昨年11月に独立をして、今は個人で展開するビジネス一本ですが、昨年1年間は会社員の給与と個人事業の売上もろもろによって、総計すると、年収1,000万円を超えていました。
で、世間の憧れの年収1,000万円を取ってみて思ったこと。
それは、
「別に大して生活は変わらない」(笑)
いや、大してというより全然変わらない・・・。
私自身思ってました。年収1,000万円の人たちは、高級マンションに住んで、ファッション雑誌に出てくるブランドの服や靴やバッグを値段を気にせず買うことが出来て、きっと週末の過ごし方も、色んなところに旅行にいったり、素敵なレストランでディナーをしたり、とにかく一般人とは違うキラキラ感があるライフスタイルを送っているんだろうって。
で、実際どうだったかというと、全然変わらない(笑)
住んでるマンションも変わらないし、冷静に考えて、自分のとこに入ってくる金額で、年収1,000万円の人が送るライフスタイルを送ろうとしたら、間違いなく破産する。うん、年収1,000万円のライフスタイルは、誰かに作られた幻想だと思う。
知ってました?年収1000万円を超えると、色んな控除が受けられなくなるって。
年収がそのまま自分の手取りになるなら、何も言うまい。年収1,000万円なら、月額83万円になる。そりゃ、いいマンションに住んで、自由にお金を使えそうな気がしてくる。
でもね、日本という国には税制が色々あって、その税制の仕組みこそが、年収1,000万円でも、別に生活は変わらないよねって現象に繋がっているんだと思う。
まずは、所得税。年収330万円〜695万円までが、税率20%に対して、年収1,000万円の場合、税率33%にUPする。比例するように、当然住民税の額だって上がるわけ。
注)所得税の税金の計算の際には、別途控除額が設定されています。
更に子供がいたりすると、児童手当の額が変わってきたり、年収1,000万円を超えると、高校無償化の対象外になって、高校に通うのに年間授業料11万8800円を払わないといけなくなったりして、案外自ら手出ししないといけないお金が増える仕組みになっている。
一番怖いのは「自分は稼いでいるという」過信
年収1,000万円って、実は払っている税金も増えるし、控除も受けられなくなったりするし、自分の手取り金額から持ち出さないといけないものが増えるのに、その一方で、自分は稼いでいるという過信によって、
・家賃が高いマンションに引っ越してみる
・普段のお買い物に対してお財布の紐が緩くなる
・なんかよくわからないけどおごることが多くなる
などなど。
ちなみに私の場合、全然生活変わらないと言いつつ、普段のお買い物に対してのお財布の紐が緩くなったのは正直当てはまる。特に、食費。カフェ代と外食費がかなり緩くなってた気がする・・・。
まとめ
確かに年収が増えることは嬉しいこと。
でも、大事なことは、年収が上がったからって、安易に生活レベルを上げることではなくて、
今まで以上にお金と向き合って、何に使いたいのかを、使うことによって何を得たいのかを明確にして、お金を使っていくことなのかもしれないなぁ。
とりあえず私は、独立1年目なので、自分のビジネスの基盤を固めて、結果的に自分の事業一本で、年商1,000万円を目指して、今年1年走ろうと思っています。
■この記事を書いた人
三浦綾子。web集客プランナー。13年半の会社員生活を経て独立し、現在は起業したい女性を対象にした起業サポートと、個人・法人向けにWEB集客、メディア運営のアドバイスにて事業を展開。横浜・みなとみらいエリアにマンションを購入し、大好きな土地でのライフスタイルを実現している。
▷OFFICIAL SITE:http://ayakomiura01.com
コメントを残す