管理職を経験した30代女子が教える人生を豊かにする仕事術#30代女子の仕事術




社会人になって時を重ねていくと、必ず女性がぶつかる壁。それは、「管理職を目指すかどうか?」ということ。

日本も、男女平等と謳われて数十年経つけれど、実は女性の管理職比率って、実はとっても数字が低い。帝国データバンクが2016年度にまとめた「女性登用に対する企業の意識調査」によると、女性管理職比率は6.6%。政府が目標としている30%には程遠い数字だったりするらしい。

私自身、23歳で社会に出て36歳になるまでの約14年間会社という組織に身を置いて、おかげさまで役職も経験し、平均年収よりも高いお給与をいただき、そんな立場を経験して思うことがある。

それは、「組織の中でどう働くか?」以前に、「どう生きるか?」のほうが大事だということ。

私たち人間に唯一平等に与えられるものがあるとしたら、それは「時間」である。どの国に生まれた人も、今どんな環境にいる人だれもが、1日は24時間。多くも少なくも出来ない。そして、その平等な時間を過ごし、いずれ「死」を迎える。

さて、あなたはたった一度の人生、どう生きますか?

会社員はもっとワガママになったほうがいい!私たちはいつだって自由なんだから。

組織に長く身を置いていると、陥りがちな「企業病」がある。

それは、「組織のルールを重んじて、自らの意見を押し殺し、いずれ自分の意見がなくなっていくこと」。

確かに組織に身を置く以上、組織が円滑に運営されるために決められたルールは守る必要があるはず。でも、気づいたら、「上司はどんな回答を求めているんだろう?」「どういう行動をしたら評価されるんだろうか?」「何がこの場面での正解なんだろう?」こんな風に、他人軸で自分の行動を支配してはいないだろうか?

自分の考えやアイディアを横に置いて、他人の正解を探しに行く。そうやって生きていくうちに、どんどん自分で考える時間、自分でアイディアを出す癖が退化して、気づいたら、自分の気持ちがわからない、自分の感情に蓋をした人間が出来上がる。

感情を味わうことが人生なのに、自分の感情に蓋をしてしまったら、それって自分の人生を心から楽しんでるって言えるんだろうか?

確かに、会社組織の中で生きていくのは大変。特に日本社会の場合、未だに男性優勢の社会だからこそ、組織の中の暗黙のルールが男性性が強いルールに縛られていて、私たち女性はぶっちゃけ生きにくい。私自身、経験してきたからこそ、強く思う。

でも、だからって、諦めたらそこで終わり。自分の人生は自分で切り拓いてこそ、面白いんだから。

管理職を経験した30代が教える人生を豊かにする仕事術

私たちは1日の約1/3の時間を仕事に費やしている。だからこそ、自分が心から楽しめている仕事に就けているかどうかで、人生の質は変わってくる。そして、せっかくなら、心から楽しめる仕事に就こう!!

20代後半から働き方に悩み、6年間の準備期間を経て、自分のやりたいことで独立をした元管理職経験者の私から、これから羽ばたいていく皆さんに、人生を豊かにするための仕事術を3つお伝えしたいと思います。

1、自分の感情を味わう癖を付けること

大人になると、悲しいことがあっても平気なフリをしたり、辛いことがあっても笑っていたり、苦手だと思う人ともある程度会話をしてやり過ごしたりと、自分の感情をコントロールするということを覚えるはず。

社会生活を送る上で、ある程度は必要なスキルなんだろうけれど、この「感情のコントロール」を、し過ぎてしまうと、自分の気持ちが分からなくなるという罠に陥ってしまう。

だからこそ、一つ一つの出来事に対して、自分の感情を味わう癖を付けること。それが、人生を豊かにする仕事術で最も大事なこと。

・このスーツを着るとテンション上がるなぁ。
・今日はランチはお気に入りのハンバーグにしよう。
・さっきの商談のあの言葉、ちょっと傷ついたなぁ。
・言いにくいけど、「期日までに返信返して欲しい」ってちゃんと伝えよう。
・会社の飲み会、気乗りしないから、断って自分のために時間を使おう。

こんな風に、1日過ごす上で、自分が心地よく過ごせる環境を自ら作っていくには、まずは、自分の感情を知ることがスタート。感情が見えてくると、嫌なことは嫌と言う、気乗りしないことには時間を使わない、というように、どんどん自分の心地よい環境を作るために、行動が出来るようになってきます。

2、仕事だから仕方ないという固定概念を捨てる

仕事だから仕方ない、そうやって最初から諦めていることはありませんか?

例えば、

・朝早い時間の会議
・夜遅い時間の会議
・休日出勤したのに代休申請しにくくて休みが取れない
・なんとなくダメと言われているジェルネイル

などなど、

会社の規定には特に書かれていないのに、暗黙の了解的な社内ルール。多分、会社ごとに違いはあれども、多分存在しているはず。他にも、有休は病欠じゃないと取りにくいとか、連休は冠婚葬祭以外は取りにくいとか、定時ぴったりだと帰りにくいとか、まぁ色々。

でも、このルールって、誰が決めたんだろう?ルール通りにしなきゃいけないって、どこに書いてあるんだろう?こういう暗黙の了解的な社内ルールって、よくよく考えてみると、別に必要ないルールだったりすることが多い。

朝早い会議、夜遅い会議だって、「定時間内に会議しませんか?」って提案してみたらいいし、なんとなくダメと言われているジェルネイルだって、ダメと言う理由を聞いてみて、その理由の範囲内で楽しむという方法もある。代休取りにくいなんて、もっての外。代休は権利なので、堂々と取ればいい。ただそれだけ。

楽しみながら仕事をして、管理職も経験している女子たちは、案外その辺の暗黙の了解のルールを壊すのが上手い。しかも組織と喧嘩をして壊すのではなく、上手に自分の主張をして、欲しい結果を勝ち取ってくる。そんな女子が多い。

仕事だからって諦める必要なんてない。

組織の利益も考えながら、したたかに笑顔で自分の欲しい結果を主張してみたらいいと思う。意外なほどに、さらりと主張が通ったりするから。お試しあれ。

3、本当にやりたいことと、生活費を稼ぐ手段を別で考えてみる

「今、あなたは何のためにその仕事をしていますか?」

そう聞かれた時に、何て答えますか?生活のため?生きていくため?それとも、心からやりたいことだから?自分の使命だから?

会社という組織に属している大半の人は「生活のため、生きていくため」と答えるんじゃないだろうか?かくいう私も「生きていくためには働いて稼がないと!」って、そう思って、働いてきた部類の人間です。

組織の中で求められる役割と、自分の人生の役割・やりたいことが重なる人って、割合は少ないけれど、実際に存在していて、そういう方たちはとっても幸せだと思う。そして、大半の人たちは、組織の中で求められる役割と、自分のやりたいことが重ねられずに、疑問を持って、働き続けてるんじゃないかと思う。

だから、無理に重ねようとせず、生活費を稼ぐということと、自分のやりたいことにチャレンジするということを分けて考えてみたらいいと思う。いわゆる「スラッシュキャリア」というやつだ。

一つの肩書きに固執しない生き方「スラッシュキャリア」で自分らしい生き方を実現しよう!

2017.05.07

会社に勤めながら、趣味のカメラを人に教えるも良し、撮った写真をInstagramにあげてファンを集めて、写真を販売してみるも良し。有志を集めて、何か大きなイベントを企画してみるのもいい。

お金を貰わなくてもやってて楽しいことにエネルギーを注いでいると、そこには必ず人が集まる。そしていつの間にか仕事になっていたりする。自分自身のエネルギーも上がって、会社の仕事も、今までと全然違う楽しみ方が出来るようになったり、相乗効果を生み出してくれる。

いくつになってからでもやりたいことにチャレンジ出来るし、それは別に会社を辞めてチャレンジする必要もない。会社に居ながら、やりたいことにチャレンジしてみたらいい。

やりたいことにチャレンジしてみたら、1年後には自分が想像していなかった未来にたどり着いているはず。

まとめ


私たちの人生に、世の中が言う「常識」や「前例」、会社組織が言う「常識」や「前例」なんて関係ない。常識とは、過半数以上の人が共通認識として持っている価値観のこと。それは、時代が進めば変わるし、未来を切り開く人たちは、皆んな非常識からスタートしている。そして、前例だって一緒だ。ないなら作ればいい。

人生は思った以上に短い。人の目を気にして、人に遠慮している暇なんてない。

社会に出て、知らず知らずのうちに身に着けた常識は一旦捨てて、もっとワガママに生きよう。

この記事を書いた人

三浦綾子。web集客プランナー。13年半の会社員生活を経て独立し、現在は起業したい女性を対象にした起業サポートと、個人・法人向けにWEB集客、メディア運営のアドバイスにて事業を展開。横浜・みなとみらいエリアにマンションを購入し、大好きな土地でのライフスタイルを実現している。
▷OFFICIAL SITE:http://ayakomiura01.com










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webコンサルタント。13年半の会社員生活を経て独立し、現在は個人・法人向けにWEB集客、メディア運営のアドバイスにて事業を展開。横浜・みなとみらいエリアにマンションを購入し、大好きな土地でのライフスタイルを実現している。