隣の女子の年収は、なんとなく知る機会はあったとしても、隣の女子の貯金額を知る機会は少ないはず。
雑誌の特集でよく見かける「貯金額のアンケート」。
20代の平均は○○万円!30代の平均は○○○万円!という数字を見て、「え!?皆んなそんなに貯金出来ているの?」と焦ったことはありませんか?
だって、いくら毎月お給料をもらっていても、いくら年に2回ボーナスをもらっていても、ひとり暮らししていたら生活コストはそれなりにかかるし、そこから、飲み会に行ったり、女子会をしたり、洋服買って、ネイサロンに行って、美容室に行って。更には、海外旅行にも行きたい!ボーナスの時にはちょっと高価なブランドバッグだって欲しい!なんて思っていたら、
「あれ?この給与じゃ足りなくない?」
「貯金ってどうやってするんでしたっけ?」
そんな疑問がふと湧いてくるでしょう。
何故なら、オンナはお金がかかるから。
貯金がないと不安?どうしてその心理が生まれるのか?
貯金が出来なくて、雑誌のアンケートで答える女子の貯金額に驚愕している人も、貯金が趣味とばかりに貯めるのが上手なあなたも、そもそも一度冷静に考えてみよう。
「なんで、貯金って必要なんだろう?」
死んだらお金は天国には持っていけないわけで、出来るとしたら相続をするということくらい。ということは、自分が生きている間、後悔のない生き方、やりたいと思ったことを全うする人生が送れるお金があれば、そもそも貯金っていらないんじゃない?
万が一に備えて、老後に備えて、貯金は必要!という意見もあるでしょう。
でも、それって、「自分が働けなくなったら収入がなくなるから」「ずっと働き続けられないから」という、収入を得る=労働対価、という方程式が前提にあるから、働けなくなるリスクを考えて、貯金しなきゃ!と思い込んでしまっているように、私は思うんです。
自らが生み出す価値に気づけば、貯金の不安も将来への不安もなくなる
これは私の体験談ですが、まさに私は「貯められない女子」で、会社員時代にそれなりの年収は得ていたにも関わらず、将来の不安や老後を不安をずっと抱えて生きていました。
まぁ、そのおかげで不動産や金融商品の勉強をして、今はいくらか殖える仕組みを作れているわけなので、それはそれで過去の自分に感謝をしていますが、会社員時代にずっと抱えていた不安が、独立をしてから驚くかのように消えてなくなったんです。
確かに正社員に比べると、個人事業主は何の保障もなく、リスクがあると言えばリスクがあるでしょう。でも、何者にも代えがたい「自分で価値を創り出し、それを対価に変えていく」という経験を通じて、
・事業は自ら創り出せるという自信
・売上・収入とは自分の覚悟次第でいくらにでもなるという自信
・今の事業がダメになってもまた立ち上げられる自信
を手にしたわけです。
もう貯金どころの騒ぎではないです(笑)だって、売上は自分で作っていけると確信をし、貯金が今なくてもすぐに創り出せる流れが理解出来たわけなので。
その経験を通じて、思うんです。
未来を他人に委ねているから不安なんだと。自分の未来は全て自己責任で切り開くと決めれば、それが不安定な道だろうと、不安ではなく、安心に変わるんです。
お金を貯めるより、自分の価値を対価に変えられるスキルを身に付けよう
お金を貯めるために節約して倹約する生活も、ある意味、美徳かもしれないけれど、でもなんだか、そんな生活つまらなくないですか?
そして、華やかそうに見える飲み会や女子会や海外旅行も、本当にやりたいことならいいけれど、暇を持て余してしていることだとしたら、その時間、ただの時間の浪費になっていませんか?
私たちは今働いていても、いつか必ず組織を離れます。退職する日が来るわけです。そしたら、その組織で培ったスキルも人脈も肩書だって、会社員じゃなくなった途端、使い方を見失うわけです。
パートやアルバイトをしなければ1円も生み出せない人になるのか?どこかに雇われなくても、自分のチカラでお客様を見つけ、売上を上げていくスキルを身に付け更に活躍をしていくのか?どちらの道が自分にとって幸せでしょうか。
将来価値が目減りしてしまうかもしれない貯金額に一喜一憂するのではなく、将来に渡って価値を生み出し続けてくれる自分という最高の資産に投資をして、リターンを自らのチカラで作り出していきませんか。
そのチカラと覚悟を持つ人が、これからの時代を生き残っていくのだと私は思います。
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