憧れだけで終わらせない!海外生活&国際恋愛・結婚を叶えよう Vol.5




憧れの海外生活を実現させて、更には、憧れの国際恋愛・国際結婚へ・・・。

海外生活は夢のまた夢。そう思っていたとしても、実は未来を決めて一歩踏み出してしまえば、案外さらりと、夢の海外生活は叶ってしまうものなのです。

今までの連載の中で、海外生活を実現するまえの秘訣や、海外に住んでから持っておいてほしい心構えをお伝えしてきました。

そして連載最後の今日の記事では、海外生活や国際恋愛&結婚生活をよりあなたらしく幸せなものにするちょっとしたコツをお話します。

憧れの海外生活・国際恋愛&国際結婚を、やっぱり自分には合わないものと終わらせてしまうか、文化の違いを楽しんで受け入れていくかによって、毎日の充実度は全く違うものに変わります。

海外移住歴11年目の筆者が語る「海外生活・国際恋愛&国際結婚」をより楽しむ秘訣。

どうぞご覧ください。

外国人の彼との仲を深めたいなら、日本人の「文化・習慣」のことも知ってもらおう

きっとこれまでに、国際交流の場や、国際恋愛や婚活の場に出かけたことのある方は、日本好きの外国人には「アニメオタク」が多いことに気づいたかもしれません。

私も、スペインにきたばかりの頃、日本語を勉強している学生さんとの交流をしていたのですが、グループ全員アニメが大好きで、目を輝かせながら色々と質問されるのですが、アニメに疎い私は質問されても答えられませんでした…

アニメオタクが悪いのではありませんよ。

ただ、興味がないことが共通点になって、交流を深めていこうと思っても、話が弾まず疲れてしまうし、会いたいなと思う気持ちもなんだかしぼんでしまいますよね。

ズバリ、あなたにとっては「退屈」になってしまう。

リラックスした状態で会話が弾み、交流が深まって、さらには自分も相手も楽しかったー!と思えたら最高じゃありませんか?

共通の話題がなくてどうしよう…と思った時の救世主は日本人のあなたにとって「ごく普通なこと」を探してみることです。

あなたがよく知っている日本のことをお話すればいいのです。

相手は、あなたと交流したいという気持ちがある、つまり、少なからず日本に興味がある人だと思うのです。

もし特別「日本びいき」ではなかったとしても、外国人と交流したいと思う人はとてもオープンマインドで、色々な国の文化や習慣に興味を示すもの。

例えば、これまでに私が使った実例はこんな感じ。

1、お風呂の話

水の少ないスペインは、水道料金が高いです。

水不足になり断水になる地方もあるので、日本は水がとても豊かで「湯水のようにお金を使う」という表現もあることや、毎日バスタブにお湯を張ってお風呂に入ることや、お風呂の作り(ユニットバスではないお風呂)や追い焚き機能の話などをしました。

スペイン人はびっくり!でしたよ。

2、お辞儀の話

私が日本人とわかると「ありがとう」といって、お辞儀をしてくれる思いやり溢れる人がたくさんいます。でもその時に、頭を下げないままお辞儀をする!(笑)

だから、正しいお辞儀の仕方、角度によって使い分けをするなどミニTIPSをお話すると、お辞儀という仕草の1つの奥深さに驚かれます。

3、丁寧語、謙譲語、敬語の話

もともと話す仕事をしていたので、得意分野です。

外国語で説明するのは難しいし、外国語にはないコンセプトが「謙譲語」。

スペイン語では、丁寧にお話をしたい時の使い分けができるのですが、謙譲語はない。そのコンセプトをお話すると、さすが日本だ!とみなさんびっくり!のご様子。

このように、一例ですが、私たちにとっては当たり前でそこにあるものですが、

外国人にとっては新鮮な驚きにつながったり、聞いたことはあったけどと改めてびっくりされることがたくさんあります。

4、面白いエピソードをもう一つ

友人と一緒に、とある邦画を見に行きました。

その映画のワンシーンで、しばらく正座をしていた男性が立ち上がり、よろめくシーンがありました。

シーンとした広い映画館の中で、大笑いしていたのは私だけ(笑)周囲の人はびっくりした顔で私のことを見ていました。(しかも仏前で真剣な顔をしてお話をしているシーンだったのでなおさら。笑)

そう、正座をする習慣がないので、足が痺れてしまうあの感覚がわからず、なぜ笑うのか理解できなかったのですね(笑)。

映画のあとすぐに

「そういえばさぎり、なんであんなに笑っていたの?」

と質問されて、正座をする話や、足が痺れるとどうなるのかなんていう話につながり、とても盛り上がりました。

ちなみに外国人では正座できない!という人も結構います。習慣の違いですね。

私たちにとっては、ごく「日常的」な景色も国を出ると新鮮なものとして映るのですよね。

彼との距離を近づけるには順応性がカギ!「ローカルスタイル」に合わせてみよう

スペイン人は、パエリアを食べて、闘牛をみて、シエスタ(お昼寝)をして、あまり仕事をしているイメージは…はっきり言ってないと思います(笑)

バルセロナへ来て驚いたのは、この「ステレオタイプ」とは全く違う現実でした。

お米は太るといわれているので頻繁には食べないし、レストランでもパエリアがいつもあるとは限りません(木曜日がお米の日でパエリアが食べられるところが多く、観光客の多いレストランはパエリア常備!のところも)。

また、夜にお米を食べるというのはスペイン人には驚きの事実(私たちにとってはごく普通ですよね)。

夜にお米を食べる人を見たことがありませんし、夜の外食でお米がメニューにあるのも見たことがありません。

闘牛は動物愛護の観点からカタルーニャ州では禁止されていますし、シエスタなんて、学生時代の私と定年退職をした老人くらいしかしていないと思います(笑)。

ただし、日本と比較をすると、明らかに仕事をしないとは思います(笑)。

長く住んでいると、時々こんな人を見かけるのです。

・本当にこの国って…(愚痴が続く)
・本当にスペイン人って…(愚痴が続く)

もちろんこちらで生活をしてみると、日本とは違うことがたくさんありびっくり仰天することは日常茶飯事です。

私もその違いにびっくりしたり、悔しい思いをしたこともあります。「日本ではありえない!!」って。

ただ、いつまでも「日本的ルール」に当てはめて比較をして生活をしていたのでは、海外生活は楽しくならないし、だんだん気持ちが荒んでくるし、その国やその国の人が嫌いになります。

一度そういう負のループにハマると、何もかもいやになってきて、さらに日本と比べてはないものを求めてしまうような「心ここにあらず」状態に。

それほど嫌なのなら、日本へ戻れば言い訳です(笑)

もちろん色々なことがありますから、時にはボロクソに言って発散してもいいと思います。そしてスッキリしてまたハッピーに過ごせるのならそれでいい。

その時のポイントが、自分の中でのこだわりや「日本だったら…」を一度手放して、ローカルスタイルをどんどん自分の中に取り入れていくこと。

例えば、スペインでは

・時間通りに電車が来ないのは「普通」
・公共機関は午前中しか受付していなくて、待たされることやそっけない対応は普通
・連絡しますと言ったのに、ずっと連絡が来ないのもよくある
・適当な返事が帰って来て、たらい回しにされたのち、戻って来たのは最初と同じ場所なんていうこともある。

「諦める」というのとは違うし、「負ける」というのも全然違う。戦っているわけではないですしね。

溶け込んでみる、順応してみる、受け入れてみるという感じ。

だって、ずっとずっとその方法で機能してきた国と人々に対してその国に突然やってきた外国人が、なんだかんだと文句を言ったところで何台も世代が交代して、変えていこうという気持ちがない限りそういう習慣や文化はそのままなのですから。

それを受け入れた時に、あなたの表情は柔らかになり、素敵な出会いが舞い込んでくるのではないでしょうか?

「外国人への憧れ」をリセットして比べない、落ち込まない。日本人である自分に誇りを持とう

・輝くような金髪
・真っ白くて綺麗な歯
・すらっと伸びるまっすぐな脚
・高い位置にあるお尻
・目のやり場に困るほどの胸元

いやー憧れましたよね(笑)今でも素敵だなと思うのは事実。

バルセロナに来た当初の私は、とにかく自分に自信がなくて。

私の頭の中で

アジアンの私 (負)
ヨーロピアンのレディー(勝)

という根拠のない方程式ができていて、別のアジア人を見てもなんとも思わないのに、自分とヨーロピアンの女性の間にある「埋められない魅力の違い」に悩んだ時期がありました。

でも、もし、当時の私のように「外国人女性はとても美しくて、敵わない!」とコンプレックスを感じている女性がいたら、声を大にして言いたい!

日本人女性はとてもモテるんです!!!!!!

アジアの女性はエキゾチックでヨーロピアンの男性も魅力を感じることが多いですが、その中でも日本人はピカイチだと私は思っています。

・切れ長の目(どんなにアジアンの中でぱっちりしていると思っても彼らには切れ長に見えます。笑)
・輝く黒髪
・そして日本人がより際立つのは美しい所作や立ち居振る舞い
・エレガントな女性らしさや世界一高いと思われる美意識

ですので、あなたはあなたの魅力をしっかり知ってそのチャームポイントを大切にしていればあなただけの魅力がさらに輝くし、海外でもさらにモテモテなのです。

私はモテるんだと自信を持って、海外生活を送ってみてくださいね。

サバイバル能力をアップし、自分らしさを輝かせる秘訣は「自己肯定感」にあり!


パッと目に止まる金髪や、青い瞳やスタイル抜群で颯爽と歩く様子。

もちろんそんな容姿は素敵だけれど、そこには容姿以上に彼らが素敵に見える秘密があります。

それが「自己肯定感」です。

そのままの自分を知り、受け入れ、大切にする気持ち

これを彼らは子供の頃からしっかり意識して、大人になって行きます。

だから、

・自分の好き嫌いを知っている
・自分のチャームポイントを知っている
・自分の容姿に自信がある
・折れないしなやかな心を持っている
・落ち込む出来事があっても立ち直るスピードが早い
・自分の長所や強みがわかり、堂々とアピールできる

それがスタンダード。

例えばファッションにしても、トレンドを意識はしても、流行りのものを身に付けることにこだわるよりも、自分の好きなスタイルや色そして素材を優先して、自分に似合うものを堂々と着こなす。

好きなもの、似合うものを来ている自分は素敵だし、そんな自分と一緒にいる居心地は最高です。

だから自信が溢れる。

例えば、海外セレブのような大振りのサングラスがあったとします。

「このサングラスはちょっと目立ちすぎるかな。。。」「こんなのかけたら、ファッションリーダーぶってるって思われちゃうかな。。。」

なんていう思考は頭をよぎらずに

「このサングラス素敵!これをかけちゃおう!」

でおしまいなのです。

とてもシンプル。

そして、こういう自己肯定感が高く、自己主張のとても上手な外国人の中にいると、なかなか同じようにはできず「透明人間」のような気分になってしまうこともあるかもしれません。

人前で意見を言えないとか、本当はNO!と言いたいのになかなか言えないとか…

最初から全部できなくてもいいのです。

少しずつできるようになると、あなた自身がとても楽だし、コミュニケーションもより豊かになります。

そして、私たちやまとなでしこの場合には「調和」を生み出すのがとても得意なので、個が強すぎて意見がまとまらない時も、「あなたがいると平等にみんなの意見を取り入れて話がまとまるね」なんて言われることもあるのです。

ですから、すでにあなたが持っているいいところはそのまま大切にしつつも、必要な時、大切な時には自分の意見が言えるように意識してみましょう。

バランスがとれて普段のちょっとした会話はもちろん、グループでの会話やディベートなども楽しめるようになります。

自己肯定感を磨くためには、とにかく自分の素直な気持ちを見つめてみること。

・私は何が好き?何が嫌い?
・私が上手にできることはなに?これまで褒められたことはなに?
・今はどんな気持ち?なぜその気持ちになるのかな?

このように、愛を持って自分への問いを進めていきましょう。

そうすることで、自分自身への愛が溢れ、自然と出会った人たちに対しての愛を持って接することができるようになっていきます。

そう、あなたの魅力が格段にアップするということです。

そんな女性、男性は放っておかないでしょうね。

まとめ

いかがでしたでしょうか?

やっとやっと叶えた素敵な海外生活。

そして、国際恋愛&結婚生活を通じて、これからさらにあなたらしく充実させたものにするために、何かヒントを見つけていただけたのなら嬉しいです。










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ABOUTこの記事をかいた人

越智彩霧(おちさぎり)。セルフエスティームコーチ。2007年に憧れのバルセロナへ単身渡西。学生としてスタートしたバルセロナ生活から、就職、転職、解雇を経てコーチとして独立。女性がもっと自分らしい幸せを叶えていくための土台を作るために、3ヶ月でセルフエスティーム(自己肯定感)を磨くコーチングを提案。プライベートでは、スペイン人の夫、2歳の息子と3人家族。