憧れだけで終わらせない!海外生活&国際恋愛・結婚を叶えよう Vol.1




「バルセロナの越智彩霧(おちさぎり)です」。

年に1回あるかないかの日本への帰国で、こんな風に自己紹介をすることが私はとても多いです。

バルセロナに住んでいるというと、国際結婚をして、夫がいる国に移り住んだように思われがちですが、実は私の場合は違います。ふとしたきっかけでバルセロナに恋をして、アラサーで海外生活をするという環境に自ら飛び込み、そして、バルセロナで夫と出会い、今に至っています。

28年間住んだ日本で、とても恵まれているのに何かが満たされず、ずっとモヤモヤしていました。

なんとかして今の自分を変えたい!そう思った結果、私は憧れだったバルセロナに飛び立ったのです。

歳を重ねると、新しい環境に飛び込むことが怖くなります。

海外生活も、国際恋愛、国際結婚も、憧れているのに、「もうこの歳だし…」「今更憧れなんて持っても叶わないよね…」そんな風に、自分の人生を諦めてはいませんか?

今回、全6回に渡る連載では、海外生活や国際恋愛そして国際結婚という素敵な願いを、憧れだけで終わらせない!ためのポイントを「実際あれこれ」を交えながらお伝えしていきたいと思います。

バルセロナに恋をした!そして憧れを憧れで終わらせようとした6年間

海外移住とか国際結婚は全く特別なものではないし、誰にでも叶えることが可能だと本気で思っています。

ほんの少しの勇気を行動力さえあれば。

私はそのほんのすこしの勇気と行動力を掴むのに、6年も時間を費やしました。

だから思うのです。

「そんなに時間をかけなくてもいいよ。」
「憧れは叶うから勇気を出して一歩踏み出そう!」

って。

私が初めてバルセロナを訪れたのは、22歳の時。6年前のことでした。

学生時代のアメリカ留学で知り合い、1日目から意気投合し文通で友情を育んだスペイン人の友人がきっかけ。彼女を訪ねてバルセロナに足を運び、1ヶ月間のローカル生活を通じて、すっかりバルセロナの虜になってしまったのです。

とても自由なライフスタイル!仕事とプライベートの線引きをしっかりして、仕事もするけれど余暇も思い切り楽しむ。家族の時間を大切にして、性別や年齢に関係なくとにかく人生を楽しんでいる。生活の質がとても高く、豪快で明るいスペインの人々をとても魅力的だと思いました。

・もっともっとバルセロナの生活を体験してみたい!
・せめて1年は住んでみたい!

そんな気持ちを胸に日本へ帰国。

けれど、

「どうやって行けばいいんだろう…?」
「この夢を実現させるためには、どこから手をつければいいのかわからない…」
「調べ方も何が必要なのかもわからない。」

そうやって、具体的な行動に移すことはなく、バルセロナへの想いは隠したまま日本でOL生活を送っていました。

「今の生活もそれなりに楽しいし…」そう自分に言い聞かせて、でも「野望」はいつも心の奥底でくすぶったまま。私は心から、「ここが私の居場所だ!」と感じることは出来なかったように思います。

憧れているけど行動できない…そんなあなたへパワフルクエスチョン

「バルセロナで暮らしてみたいけれどその方法がわからない…」「仕事も楽しいし、家族も友達もみんな日本にいる…」「たとえ(現地に)友人がいても、応援してくれる人がいても、知らない土地へ1人で行くことは、やはりとても怖い。」

考えれば考えるほど

・本当にできるのだろうか…
・うまくいかなかったらどうしよう…

そんな不安がどんどん膨らみ、「やらない理由」がたくさん出てきて、なかなか行動に移せなかった私。

行動に移さないと現実は何も変わらないということを、私はこの6年間の期間を通じてまさに体感しました。本当に心のモヤモヤが晴れることはなかったですから。

初めてバルセロナへ行ってから何年も経っていたある日のこと。突然、本当に突然、1つの質問が頭に浮かびました。

もしこのまま人生が終わってしまったら私は自分の人生に満足できる?

と。

答えはNO!即答でした。

突然降ってきた質問から、自分の人生最後の瞬間までイメージできてしまうほど。「バルセロナへの移住、チャレンジしておけばよかった…」と後悔している自分がくっきりと目に浮かびました。

そこからやっとエンジンがかかり現在に至ります。

行動できない…

そんな風に止まっている時って、何か心配していることがあるから。決断しきれない何かがあるから。

もしくは、それほど「叶えたいと思っていない」ことなのかもしれません。

そんな時にはこのパワフルクエスチョンをぜひ。大切なので繰り返します。

もしこのまま人生が終わってしまったら

私は自分の人生に満足できる?

その憧れ、叶えたい?叶えたくない?メリットとデメリットを書き出してみよう

なかなか行動できないでいた私ですが、「その日のために」とスペイン語の勉強はすでに始めていました。

けれど、一番のネックは「どうやってバルセロナへ行くのか?」その方法でした。

学生として?社会人として?国際結婚?

自立した形で移住を叶えたいという思いがあったので、就職することを考えたのですが、現地の状況を把握することがとても難しく、就労ビザを取得するのがかなり難しいことを知り断念。

そんな時にたまたまインターネットで、アジア人向けのマスターで、アジアとヨーロッパの国際貿易を学ぶというものを発見。語学だけではなくインターンシップがあるのも、私にとっては魅力でした。

応募期間を過ぎていたもののすぐにコンタクトし、面接や試験を受けて無事にパス。

2007年の9月に単身でバルセロナへ移住する夢を叶えました。

(この時点では一応15ヶ月間の学生生活だったのですが、絶対住み続けるという根拠のない自信がありました)

その憧れを現実にできるのはあなただけ

この願いを叶えないまま人生を終えられない!

そう気づけた瞬間に、一気に行動が加速しました。

もしもあなたが、海外生活に憧れている、素敵な外国人のパートナーと恋愛(もしくは結婚)したいと思っているけれど、行動できない…

そんな風に悩んでいるのなら、一体何が行動を止めてしまっているのか

海外生活や国際恋愛(もしくは結婚)を実現することで、どのようなメリット、デメリットがあるのか一度書き出してみることで、そのブロックを見つけられると思います。

(書き出してみることで、実はあまり叶えたいと思っていなかった!と気づくことがあってもいいと思います)

ブロックを見つけられるのはあなただけ。

素敵な夢に向かって行動できるのもあなただけ。

「海外生活の中で自分の可能性を試してみたい」
「新しい扉を開いてみたい」
「人生のパートナーに出会いたい」

そんな素敵な想いがあるのなら、憧れのままで終わらせないために、一度自分の本心と向き合ってみることをオススメします。

合言葉は「もしこのまま人生が終わってしまったら私は自分の人生に満足できる?」です。










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ABOUTこの記事をかいた人

越智彩霧(おちさぎり)。セルフエスティームコーチ。2007年に憧れのバルセロナへ単身渡西。学生としてスタートしたバルセロナ生活から、就職、転職、解雇を経てコーチとして独立。女性がもっと自分らしい幸せを叶えていくための土台を作るために、3ヶ月でセルフエスティーム(自己肯定感)を磨くコーチングを提案。プライベートでは、スペイン人の夫、2歳の息子と3人家族。