こんにちは。セルフエスティームコーチの越智彩霧(おちさぎり)です。
たった一度の人生、誰に振り回されるでもなく、自分の人生を如何に幸せに有意義に生きるかは、「自分が自分自身のことを好きになる」こと。
ただそれだけで、私たちの人生は劇的に変わります。
今の現実を創り出しているのは紛れもなく自分自身。
だからこそ「自分のことを大好き」になって、自分のなりたい自分・理想の自分を現実のものにしていきましょう。
3ヶ月で自分を大好きな私になる!30歳からの「幸せな人生の作り方」連載第3弾です。
自分らしい幸せの見つけ方3ステップ
・すごく努力しているのに、幸せ!と言い切れない…
・もっと幸せになれると思うのに、何がどう足りないのかわからない…
・もっともっと幸せそうに見える、あの人が羨ましい…
・幸せで絶好調な人を見ると「どうせ私はあんな風になれない」…
この感情って何故起こるかわかりますか?
それは、「自分の幸せ基準が明確でないから」です。
成功することと幸せになることは全くもって別物。成功は、ある程度の形や実績が存在するけれども、幸せには形がなく、自分が幸せだと思ったら、その瞬間から幸せになれるし、豊かになれるんです。
だからこそ、「私は今幸せです」と言い切れないという方は、今が幸せでないのではなく、自分の幸せの基準が明確でないから、幸せかどうかを判断することができないし、幸せを実感することが出来ないだけなんです。
ただそれだけ。
だから、自分の幸せ基準を明確にしましょう。
1、私にとっての幸せな人生とは?をクリアにする
私にとっての幸せな人生とは?
私にとっての幸せな人生とは?
この質問に明確に答えられるようになりましょう。
この「エッセンス」は人によって違います。
Aさんは、キャリアやお金を最重視しているかもしれないし
Bさんは、パートナーシップや自己成長を重視しているかもしれないし
Cさんは、全てをバランス良く手に入れることかもしれません。
出した答えに正解も不正解もありません。
ただ、「私の幸せ基準の価値観はこうなんだ」と認識して上げて下さい。
一つ気を付けて欲しいのは、、
世の中にある色んなルールや規則に、
自分の答えが縛られたものでないかどうか?ということ。
例えば、
・女性はある程度の年齢になったら、結婚すべき
・結婚したら子供を持つべき
・良い妻とは家事を完璧にこなすべき
・モテる女性とは、○○である
・年収○○以上はエリート
・成功している人とは○○
実はこの「世間でいうところの○○」つまり、世間一般の「すべき」「あるべき」に振り回されて、ご本人も気づかないうちに、自分の考えがブレてしまっている可能性も。
本当は、別の幸せのスタイルを望んでいるのに、それを無視して世間一般(他人)の幸せの価値観を追い求めても、違和感を感じたり、幸せを感じないのは当然ですよね。
もう少し具体的に、30代の女子にはおなじみのテーマ「結婚」の例を挙げて、お話してみましょう。
女性はある程度の年齢になったら結婚すべき。
そういうメッセージを、子供の頃からずっと受け取っていたとします。
そのメッセージの発信元は、家族かもしれないし、親戚かもしれない。親しい友人かもしれないし、教育や文化かもしれない。
この「結婚すべき」という考えを、何の疑いもなく「そういうものだ」と信じていたとします。
そうすると、彼女が考える「ある程度の年齢」が近づいてくると、だんだん焦りが出て来ます。不安な気持ちも大きくなります。
そんな時に、ちょっと待って!と、自分と向き合ってみるのです。
・私にとって結婚って何?
・どうして結婚したいと思うの?
・本当に今結婚したいの?
・なぜ不安や焦りを感じているの?
こんな風に、大切な質問を1つ1つ重ねて、自分の素直な気持ちにアプローチして行きます。
もしかしたらすぐに答えは出てこないかもしれない。
それでもいいのです。
すぐに答えが出てこなくても、質問を投げかけてみること、自分の中で答えを探してみることが大切だからです。
こんな風に、自分の素直な気持ちにアプローチをしてみることで、結婚願望はあるけれど、「今」焦らなくていいと気づくことができたり、そもそも、あまり結婚願望がない!ということに気づくことも。
早く結婚しなくちゃ、相手を探さなくちゃと焦ったり不安になっている時こそ
「本当のところ私はどう思っているのか?」と自分に問いかけることはとても大切です。
自分の幸せ基準を知るための大事な6つの質問
世間の価値観や常識にとらわれない、「すべき」「あるべき」を手放して、「私にとっての○○」を明確にすること。
自分の幸せの基準を知る上で、とっても大切なことです。
ということで、
私が普段クライアントさんにオススメしている
自分の幸せ基準を知るための大事な6つの質問を、
皆さんにもお伝えさせていただきますね。
心がゆったりとリラックスしている時に、次の質問の答えを書き出してみましょう。
1、私にとっての幸せって何?
2、どんな時に幸せと感じる?
3、幸せな人生に欠かせない10個の価値観を書き出す
4、その10個の価値観が満たされているのはどんな状態ですか?(具体的に)
5、マックスに満たされている状態を10とすると、今の満足度はどのくらいですか?
6、それぞれを10に近づけていくために、すぐにできることは何ですか?
改めて、考えてみる、書き出してみることで、自分にとっての理想の幸せの形や必要な要素がクリアになるだけでなく、その理想の状態に向かって「今すぐ何ができるのか」のステップが具体的になっていきますよ。
2、自分で「選択する」という感覚を持つ
大人になればなるほど「責任」という名のもとに「すべき」「あるべき」がたくさん増えてきます。
・行きたくない飲み会があるけど、「参加すべき」
・絶対に賛成できないアイディアだけれど、「従順な部下として、自分の意見を言うのは控えるべき」
・あの人に会うのは面倒だけど、「会うべき」
・アイロンがけは大嫌いだけど、「アイロンをかけるべき」
そんな風に「本当は嫌」なのに、自分に無理をさせてしていること、たくさん抱えていませんか?
この時に、「私は○○したいのに、××のせいで、こういう選択をしている」という、誰かにこうさせられた、仕方なくこの選択をしているという「被害者意識」で、物事を選択し、行動しているとしたら・・・、
一向に「幸せ」は、あなたのもとにはやってきません。
何故なら、幸せとは、自分の行動に責任を持てる人のところにやってくるからです。
悲劇のヒロインぶっていた過去の私の話
実は私、ある時期に仕事に本当に行きたくなくて、毎朝泣いていたことがあります。
・なんでこんな仕事しなくちゃいけないの…
・こんなに頑張っているのに、全然評価してもらえない…
そんな風に、拗ねて私はまさに「悲劇のヒロイン」状態でした。
今思うとただの痛いオンナなんですが、その時にコーチングを習い始めて、あるワークに出会ったことで、私は、「悲劇のヒロイン」を演じている自分に気付くことができたんです。
・労働条件に納得いかない!だから辞めたい!
・全然思い描いていた理想の職場とかけ離れている!なんなの!?
そう思いながらも、一方で、
・でも休むと上司にお小言言われるから面倒
・同僚やお客様に迷惑をかけるのは嫌
・嘘付いてまで、会社に行かない自分は嫌だ!
・ただでさえ薄給なのに、欠勤分をお給料から差し引かれたら困る!
・解雇されるかもしれない・・・
こんな風に「会社に行かないこと」により出てくる居心地の悪い状況と、イヤイヤながらも会社へ行くことを天秤にかけた時に、「行く」ことを自分で選択している!ということに気づくことができました。
そう、結局は、私自身が選んで、毎日職場に行っていたんです。
だって、「行かない!」って決めたら行かない選択も出来るし、「辞める!」って決めたら、辞められるんですから。
この、「自分で選んでいる」「自分で選択している」ということに気づいて、自分を人生の中心においてヒロインになれたことで、気持ちの切り替えができて、難航していた転職活動が嘘だったかのように、驚くほどのキャリアアップをしたという経験があります。
その他にも、もっと日常的な例でお話すると、大嫌いだったアイロンがけをテーマにこのワークを試してみて、今ではアイロンがけが苦痛ではなくなりました(笑)。
はい、色んなところで、効果があります。
我慢を手放すための簡単なエクササイズ
このような「我慢」を手放すために、視点を切り替えるための、とても簡単なエクササイズをご紹介しますね。
私が被害者意識で、望んでもいない環境の職場に「行かされている」のではなく、自らが選択をして「行っている」んだ!と気づいたように、きっとあなたにも、気づかないところで、自分が「我慢」していると思っている行動が、実は自らが「選んで」いるのかもしれない。
そのことに気付くエクササイズです。
・今、我慢していること
・今、嫌々やっていること
この2つを頭に思い浮かべて、是非このエクササイズを進めてみてくださいね。
1、私は、(1)をしなくてはいけない。
2、なぜなら、(1)をしないと、(2)になるから。
3、(2)になると、(3)になるから。
4、(3)になると(4)になるから。
(とこの後、もうこれ以上出ない!ところまで続けます)5、私は、(4)(一番最後に出た「状態」と同じ言葉)になるのが嫌だから(1)をすることを選ぶ。
そう「選ぶ」のです!
何かイヤイヤしていることがある時。
そこには、「する」「しない」最低2つの選択肢は必ずあるはず。
嫌だなーと思って、我慢してやっているように見えることも、こうして観察してみると、自分自身で「居心地が悪い」状態になることを避けるために、「する」という選択をしていることがわかります。
我慢していること、本当は嫌なのにしていることがある時に、ぜひこのエクササイズにチャレンジしてみてくださいね。
この視点の切り替えによって「すべき」「あるべき」でイヤイヤ動くという悲劇のヒロインから、「自分で選ぶ!」人生のヒロインの視点への切り替えができます。
3、セルフエスティーム(自己肯定感)を磨き、ブレない土台を作る
セルフエスティーム(自己肯定感)とは、
1 そのままの自分をよく知り
2 そのままの自分を受け入れ
3 自分を大切にする
ということです。
ステップ1で「自分の幸せの基準」を明確にし、
ステップ2で全ての物事は「自分が選択している」という感覚を身につけてきました。
最後は、今の自分をそのまま受け入れてあげることです。
ステップ1、ステップ2のワークを通じて、
・やっぱり私は結婚したい!
・もっと痩せて綺麗になりたい!
・仕事で実績を出したい!
そんな風に未来の自分がイメージできたなら、そこに向かって、習慣や行動を変えれば良いだけです。
・あぁ、ちゃんと結婚に向き合ってこなかったから私はまだ独身なんだ
・デザートをいつも食べ過ぎちゃうから太ってるんだよね、私
・こんなに頑張っても成果が出ない私って何なんだろう?
と、過去と今の自分を責めないこと。
今の自分をそのまま認めて、未来に向かって視点を向けていきましょう。
「私は私のままでいい」「世界に1人しか存在しない大切な存在」だという気持ちが育まれるので、人の目が気になったり、周囲の意見に振り回されたりすることがなくなり、堂々と自分らしくいることが心地よくなります。
セルフエスティームは、自分を大好きになり、自分らしい幸せを叶えるための「基礎体力」。
私たち自身が毎日を大切に積み重ね、より深く自分を理解し、受け入れ、大切にする気持ちを育てていくことが大切なのです。
今日お伝えした「自分らしい幸せの見つけ方3ステップ」をしっかり押さえて、今日からますます自分を大好きになり、自分らしく幸せな人生を作りましょう。
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