【#PICKUPBOOKs】No.8『唯川恵著/手のひらの砂漠』




やっぱりオンナって最後は強い。そう実感しました。

【#PICKUPBOOKs】No.8『唯川恵著/手のひらの砂漠』

この不幸は、いつまで続くのだろうか―。平凡な結婚生活の先に待っていたのは、思いもよらぬ夫からの暴力だった。シェルターからステップハウス、DVの被害女性だけで運営される自然農園…。

離婚を経て、居場所を変えながら少しずつ自立を果たそうとあがく可穂子に、元夫・雄二の執拗な追跡の手が迫ってくる…。現代の闇に恋愛小説の女王が切り込む、衝撃のノンストップサスペンス!

どんな本なの?

▷ほんの小さな人生の決断から、ずるずると人生が大きく変化をしていく一人の女性のストーリー。「もうそろそろ幸せになっちゃダメなの?」思わず言葉に出てしまうようなストーリーの展開にハラハラしながら、最後まで読まずにいられずページを読み進めてしまう一冊です。

読んでみた感想は?

▷人間の弱い部分が膨らんでいくと、人ってこんな風に感情が変化して行動に移すんだなって、人の痛みがわかるようになる一冊です。

▷やっぱりオンナって最後は強い。そう実感しました。

何故30代女子に勧めたい?

▷平凡な毎日、変化のない毎日に何か痛みや怒りを感じている人に是非読んで欲しい一冊です。あなたの今の幸せにきっと気づけるはずですよ。

これから読む女子に向けて一言メッセージ

▷自分の幸せは自分で作るもの。誰かに幸せにしてもらおう、そう思った瞬間から、人生の歯車は狂い出すのかもしれません。

感想寄稿:
女子トク編集長 三浦綾子










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