30代になり人生経験も豊富になってくると、ある程度【じぶんの判断基準】が確立してきます。
その判断軸は、時に経験則から導き出されるもので、その判断軸に助けられることもあれば、また経験則故に、自分の可能性を狭めてしまう、そんなデメリットも内包していたりします。
【じぶんの判断基準】
それを固定概念にせずに、新たな観点で物事を見ていくために、私がオススメしたいのが「アーユルヴェーダの知恵〜哲学編〜」です。
「こんな考えもあるんだ!」という柔軟な気もちでお楽しみいただけましたら幸いです。
アーユルヴェーダ的生命観
アーユルヴェーダでは、「生命とは、身体、五感、心、理知、意識が統合したもの」と定義されています。
つまり、ひとりの人間は【身体】と【こころ】と【純粋意識】の集合体なので、例えば【身体】に不調が出ているときも、【こころ】や【純粋意識】までトータルでみていく必要があります。
「疲れが取れないな〜」「肩こりがあるな〜」などのプチ不調が【身体】に出ているときは、ぜひじぶんの【こころ】さらには【純粋意識】に思いを馳せてみましょう。
【純粋意識】とは?
「【身体】【心】はわかるけど、【純粋意識】って何?」と思われた方もいるかもしれません。
【純粋意識】というのは多くの人にとって聞きなれない概念だと思いますので、改めて触れさせていただきます。
【純粋意識】とは、わたしたちの本質
まず、すべての人は、こころに3つの質を持っています。その3つとは、「純粋性」「活発性」「不活発性」です。
こころを成長させることで「純粋性」が増え、「活発性」と「不活発性」のバランスが取れるようになり、こころが穏やかで安定してきます。
また、「純粋性」が増えることで、自らの本質である【純粋意識】に目覚めることができます。
こころの成長を確認するには?以下の4つの項目をチェックしてみましょう。
《こころの成長チェックポイント》
□直感がはたらくようになってきた
□どの瞬間も楽しめるようになってきた
□幸福感が増してきた
□願望が叶いやすくなった
アーユルヴェーダ的人生の目標
アーユルヴェーダでは、わたしたちの生命には4つの目標があるとされています。
①ダルマ:ミッションを生きる
②アルタ:ミッションを生きる中で、お金を稼いだり願望を満たしたりする
③カーマ:ミッションを生き、お金を稼いだり願望を満たしたりする中で、人間関係を築く
④モークシャ:ミッションを生き、お金を稼いだり願望を満たしたり、人間関係を築く中で純粋意識に目覚める
①〜④を読んでお分かりのように、アーユルヴェーダ的人生の目標はすべてつながっています。
「純粋意識」に目覚めるためにも、「アーユルヴェーダ的人生の目標」を達成するためにも、健康が大事です。
アーユルヴェーダで推奨している「白湯を飲む」「自然のリズムに従って食事をする」といったいわゆる「毒出し」は、純粋意識を妨げるものをからだからなくしていくことを目的にしています。
最短最速で幸せになる方法
最後に、私が大好きな30代女子に伝えたいアーユルヴェーダの考え方をご紹介したいと思います。
人にはそれぞれ得意なことで、なおかつ人の役に立てること(=ミッション)があります。
アーユルヴェーダでは、「わたしたちはミッションを生きることで最短最速で幸せになることができる」とされています。
レクリエーションは、そのときは楽しいかもしれませんが幸福の拡大にはつながらないのです。
ミッションは人によって違います。
人によっては「子育て」かもしれません。
人によっては「今の仕事」かもしれません。
人によっては「これから出会う何か」かもしれません。
30代女子の人生は10代、20代のとき以上にさまざまになりますが、他人とじぶんを比べる必要はないし、ましてやそれにより一喜一憂する必要なんてありません。
すでにじぶんのミッションが見つかっている人はそれに邁進してください。
まだ見つかってない人は焦らず楽しんでじぶんのミッションを見つけていきましょう。
人生100年時代、30代女子の人生まだまだこれからです!
番外編:ミッションを見つけるコツ
今まであなたが歩んできた人生にヒントがあります。
特に「思い出したくない」「思い出すときに痛みが伴う」出来事があなたのミッションに関係している可能性が高いです。
ぜひじっくりと自分の人生と向き合ってください。
【最後に】
オススメのアーユルヴェーダの本:
もっともっと「しあわせ体質になる」Dr.蓮村のアーユルヴェーダ完全読本
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